ピアノ奏法研究

〜ピアノの上達する奏法の解説と音楽について〜


サイト   トップ 奏法に  ついて 音楽に  ついて プロフィール 質問 リンク集

ここでは奏法について解説していきます。
腕の動きや演奏時の感覚、音楽など主観的・抽象的なものを文章で解説するのは難しく、個人個人にレッスンで直接伝えた方が早いのですが、少しでも多くの方の奏法研究の参考になればと思い、公開しています。
すこしずつ更新して分かりやすく充実した解説になるよう心がけたいです。





演奏に慣れていない人がピアノを弾こうとすると、どうしても気構えてしまいます。
ピアノの鍵盤の横幅は1センチちょっとしかないのに、ほんの数ミリでもズレた場所でも触ろうものなら、隣の音まで一緒に弾いちゃって聞くに堪えない不協和音・・意識すればするほど指は震え手はぎこちなく不自然な動きに・・・

「正確に弾こう、完璧に弾こう」と思えば思うほど、演奏は音楽から遠ざかってしまうのです。たとえなんとか正確にミスなく弾けたとしても、そんなビクビクしながらの演奏を聴いた方は「おお無事演奏終わった、良かったね」「ノーミスだった、でも何を伝えたい演奏だったんだろう」くらいにしか思えません。せっかく演奏を聴いてもらうなら、もっと伸び伸びと弾いて聴いてる人に感動を与えたいですよね。もちろん正確に弾くこと、完成された音楽表現をすることは重要なことです。だからこそ、もう一度基本の基本にかえってピアノの奏法を確固たるものにする必要があります。

ピアノの演奏を熟知している人がピアノのために書いた曲は、人間の構造とピアノの構造から見ても無理のない動きで音楽を奏でることができるよう設計して作曲されています。ピアノの演奏法をちゃんと理解して一度自分のものにすれば、演奏の前の準備体操や毎日のテクニックの練習など必要なくなります。1年ほど全くピアノに触れなくてもほとんど技術が衰えたりしなくなりますし、いつでもどんなピアノでも自分のしたい音楽表現を実際に音にすることができるようになります。ピアノ奏法というのは、特別な鍛錬によって維持し続けるものではなくて、本当は呼吸したり歩いたりするくらい自然なことです。その「音楽的に自然な奏法」をマスターするために、まずは鍵盤を前に身構えてしまう心の癖を取りましょう。

奏法はあくまでも音楽表現の手段にすぎません。素晴らしい音楽を奏でられるなら、どんな弾き方であっても良いのです。テクニックよりも先に目的である音楽をより深く理解すること、そして自分の出してる音をよく聴くことをまず優先するべきです。また、私たち奏者の体格には個人差があり、演奏するピアノやホールなどの環境によっても弾き方はそれに合わせて理想的な音を出して表現できるよう柔軟に対応できなければなりません。誰にでもどんな状況でも通用する奏法が確立されていないのもそのためです。だからといって奏法について研究することが全く無駄であるわけではありません。ピアノの特性や自分の体についての理解があれば、自分のしたい音楽表現を楽に行うことが出来ます。



そこでまずは基本の基本、「ドレミ」より簡単で最も重要な演奏の根本的な考え方からです。
私たちの体を使った、ピアノでの1つの音の合理的な出し方ってどんな弾き方だと思いますか?


色んな答えがあると思いますが、是非試してほしい奏法があります。拳を作ってください、じゃんけんのグーです。拳を軽く握ったら、右の写真のように目の前の黒鍵に向かって腕の重さを乗せるように、拳をストンと落してみてください。
※決して鍵盤を乱暴に殴らないでください。
どうでしょう??想像以上に大きな音がでませんか??
特に腕や指の細い女の人や体がまだ完成してない子供達が、普通に指でピアノを弾いていたのでは出せないような豊かで大きな音が出せるはずです。
釘を打つハンマーの先端が重いほど釘が簡単に奥に刺さりやすいように、鍵盤を動かす質量が大きければ大きいほど大きな音が容易に出せるのです。一般に、手がグローブのように大きな男性や腕や指の肉付きが良いピアニストが豊かな響きを出しやすいのは指1本1本がこの拳のように質量と弾力を持っていて、鍵盤に力を伝えやすいからだと私は考えています。また、小指側の側面には小指球筋肉という分厚い筋肉がついていて弾力があるので、鍵盤と指の骨との衝撃を和らげるクッションになります。大きな音を出しても音が汚くなりにくい、とても演奏効果の高い奏法のひとつです。


そのグーの形のまま、強さを変えて様々な大きさの音を出してみてください。グーのままそっと鍵盤を撫でれば、身の詰まった豊かな音色のまま小さな音も出すこともできます。指の形がどうのとか余計なことを気にしなくて良いので、誰でも簡単に腕の重さを自然に鍵盤に伝えて発音できます。




ピアノのアクションは梃子の組み合わせなので、一つの鍵盤のアクションを一つのシーソーとして、私たち側には鍵盤、反対側にはボールが乗っている状況をイメージしてください。
鍵盤を下げるとボールが飛んで音が出る。鍵盤のスピードによってボールの飛距離(音の大きさ)が変わりますね。
シーソーはあらかじめ固定されているので一つのシーソーをどう操作しようがボールの飛ぶ方向(音程)、ボールの性質(音色)を変えることは出来ません。
私たちが音に対して出来ることは、飛ぶ距離のコントロールと、雑音のコントロールです。特に雑音は重要で、鍵盤と指が触れたときの音(上部雑音)と鍵盤が底についた時の音(下部雑音)の混じり具合によって一つの音でも音色がかなり変わるといわれています。
上部雑音は、指を始めから鍵盤に付けたまま打鍵すれば完全になくすことができる言葉通りの「雑音」ですね。指を鍵盤に叩きつけたりするとこの雑音が増えて音が汚くなりますから、鍵盤に指がついた状態で打鍵するなど工夫をして演奏する必要があります。
下部雑音は、指の重さや弾力、アタックの仕方、指の角度などで変化し、硬い音、柔らかい音、豊かな音など、聴いたときの印象を変えることができる重要な音です。
 





いわゆるハイフィンガー奏法と呼ばれる、指を別々に高々と上げて鍵盤に叩きつける奏法がなぜ良くないかというと、今のシーソーの例えでいえば下の図のような弾き方になるからです。

 

図にもあるように、この奏法にはいくつか問題点が見られます。

 ・腕を自分で鍵盤前で制止させたまま、指を必死に上げ下げする。←これだけの労力が常に必要。
 ・必死で鍵盤に叩きつけた指は鍵盤とぶつかる時に雑音を生む、ここで打鍵のエネルギーが奪われてしまう。
 ・指の質量×指の打鍵の速さなのであまり大きく豊かな音が出せない。
 ・弱い音ではハンマーが弦を打つ前に失速して音がかすれたりコントロールが付けにくい。

よっぽど体格的に恵まれた人でない限り、この奏法で何十年頑張っても手を壊すだけです。
手の構造については後で触れますが、手の伸筋群(ものをつかむ方の反対で、グーをパーにする時に使う筋肉)を酷使するのは非常に危険です。特に1本1本の指が別々に高々と上がるなんて人間の構造上無理のあることですから、絶対にそういったイメージで弾いてはいけません。

また、指を高々と上げなくても、指の動きだけで鍵盤をすべてコントロールするのは非常に難しいです。
いつもと違うピアノを弾く時など鍵盤の重さがちょっと違うだけで、大きく影響を受けて思い通りの音が出せなくなります。


 

実際シーソーにボールを置いて実験すれば、多くの人は自然にこうやってボールを飛ばすのではないでしょうか??
ひょいっと乗って自分の体重をシーソーにかける。体重のかけ方を変えれば、同じ体重の人でもボールの飛距離をコントロール可能です。また、打鍵にかける腕の重さは自分でコントロールすることが出来ます。
音の大きさはハンマーが弦を叩く速さで決まりますが、ハンマーの早さは鍵盤というシーソーの動く速さで決まります。
シーソーを速く動かすには足で必死に叩くより、重い人が勢いをつけて乗っかればいいですよね。
いわゆる重量奏法と呼ばれてる弾き方が支流になっているのは、現代の「音は大きいけどタッチの重い」ピアノを演奏するには自然で合理的な弾き方だからだと私は思います。
なにしろ、隣の音を順番にレガートに弾く時に、ハイフィンガー奏法では腕を固定しながら指をしっかり上げて力を調節しながら振りおろして音を出すのに対し、重量奏法では次の鍵盤に重さを移し替える、
つまりただ隣の鍵盤に乗り移ればいいだけです。

「鍵盤のシーソーの上を指でただ歩くだけ」 たったこれだけで音楽的に自然なレガートが表現できます。

ただこの奏法は言葉にするのは簡単ですが、理屈では分かっていても感覚的に理解して自分のモノにすることが想像以上に難しいです。
ほとんどの人がピアノを弾いているときに、不必要な力を知らず知らずのうちに入れてしまっています。
そこでまずはピアノを弾く時のイメージを「腕を横移動しながら指を一生懸命正確に速く動かして鍵盤を操作する行為」から「鍵盤というシーソーに腕の重さを載せて音をイメージ通りに飛ばす、指は腕の重さを伝えたり支えたり他のシーソーに体重を入れ替える”足”である」というイメージに換えていく必要があります。
音楽的に優れた演奏をする人の手元を見ていると、「指がそれぞれ別の生き物のようにバラバラに動きまわっている」よりも「腕全体、体全体が協調して音楽を表現していて、とっても自然な美しい弾き方で弾いている」ように感じられると思います。
手の形が、手の動きが、音楽を表現してまるで鍵盤の上を軽やかに踊っているような演奏が理想です。

そのためにまずは腕の力を抜いて重さを鍵盤にかける練習、手の形などに気を使わないところから始めましょう。



ピアノの演奏の秘訣として「脱力脱力!」とよく言われますが、脱力とは何でしょうか。
あえて言葉にするなら腕や指の筋肉が弛緩した状態、どこにも筋肉の緊張が起こってない状態です。

筋肉は制止している状態でも緊張することがあります、
たとえば腕を前に出して「前ならい」の状態をずっと続けてみてください。30分もすれば腕がプルプルしだして、1時間そのままでいたら次の日筋肉痛になるでしょう。
腕の重さを鍵盤に載せないで自分の力で固定してピアノを弾く人はこれと同じような筋肉の緊張状態を演奏中ずっと続けています。
当然、肩コリや筋肉痛にもなりますよね。逆に腕の重さを打鍵に利用して必要最小限の力で演奏している人は一日に10時間練習しても平気です。奏法を根本から変えると驚くほど楽になります。

ただ、脱力とは言っても”完全な脱力状態”になったらピアノ演奏は不可能です。
どこにも力が入っていないのなら、腕は眠ってる人のようにだらりとぶら下がるだけです。
ピアノ演奏には発音に必要なエネルギーを鍵盤に伝えて、その後も関節が崩れず指が鍵盤の上にバランスを保って立っていられるだけの最低限の筋力が必要になります。

実際の演奏では脱力による腕の自由落下”だけ”でピアノを弾くことは、それこそ音のコントロールが出来ないのであまり使われませんが、まずは発音に腕の重さを活かす方法の準備段階として腕の力を抜いてその重さだけで発音する練習をしましょう。

ピアノの前で「音をださなきゃ」と身構えたりしなければ、腕を脱力することは簡単です。
たとえば机の前に座って手を机の上に置いている状態、このとき腕は無意識に完全に脱力していて机に自らの重さを預けています。
まずは出てくる音を気にせず、机の上にただ腕を置くのと同じように鍵盤の上に腕の重さを預けてしまうとこから始めてみましょう。
手を鍵盤の上にただ乗せればいいんです。
力を抜いて鍵盤に腕の重さがかかっているのを意識してみましょう。
次にその状態から反対の手で腕をちょっと持ち上げてみてください。
右手を持ち上げるときは、力の抜け切った右手の重さを持ち上げている左手に感じながら鍵盤から20cmくらいのところまで。
その糸をハサミでチョキンと切った、手をストンと鍵盤に落してみましょう。
この時、自分から下に叩きつけてはいけません。あくまで腕の自由落下です。

脱力は、かなり感覚的なもので視覚的にはっきりと分かる指標がありません。
自分が脱力できているかどうかの判定方法としては、他の人に腕を下からポンと押し上げてもらう方法があります。
しっかり力が抜けている腕ならば、腕は人形の腕のように素直に押し上げられた後ストンと落ちます。
ピアノの先生についている方は、一緒に脱力できているかどうか確認してもらってください。
ただ力を抜くだけではまだ演奏とはかけ離れていますが、腕の重さを利用するのに脱力は絶対必要です。
是非時間をかけて”りきみ”を取る練習を心がけてください。



「右手でミの音を中指で弾いてください。」

こう指示された時、多くの人が陥ってしまう罠があります。
それは右の写真のように、親指はド、人さし指はレ・・・・のように一つ一つの鍵盤にそれぞれの指を置いて構えることです。この弾き方自体なにも間違ってはいませんし、おそらくピアノを弾く100人中95人以上はこのように構えるでしょう。
ですが、実はミの音だけを弾くならもっと合理的な弾き方があるんです。
そもそも、ミの音だけの発音を目的としているのに他の指を他の鍵盤に準備しておく必要はあるのでしょうか?他の指を鍵盤において構えているだけで、ミの音に注力されるべき力が分散されて中指に負担がかかります。それだけでなく、中指で発音している時も他の鍵盤に指を置いているその形を維持するために必要のない”りきみ”が発生するのです。

脱力や手のアーチなど正しく奏法を理解している人がこの奏法で弾いて望み通りの音が出せれば全く支障はないのですが、特に力の分散や”りきみ”の発生しやすい初心者のかたには次の奏法をお勧めします。


右の写真を見てください。
この手の形が私が強くお勧めする1音の奏法です。
先ほど理想的な形として挙げた”グーの形”に限りなく近づけた手の形です。
この形によってミの鍵盤に手の重心が集まるうえに、全ての指がものを掴む方向にはたらくので無理がなく、さらに親指を中指に添えて関節を内側から支えることで、どんな強いタッチにも耐えうる”円”の構造を作り出しています。この手の形をするだけで鍵盤に腕の重さを効率よく伝えたり手が自分の重さを支えて鍵盤上で自立することのできる構造が完成します。
重さのかけ方、アタックの仕方を変えれば、この形のまま最弱のpppの音からfffの大きな音
まで自由に作りだすことが可能です。特に弱い音は関節がぐらつくと力が吸収されて音が鳴らなかったりコントロールが難しいので、この関節が鍵盤からの圧力に絶対に負けない構造は圧倒的に有利です。

ではこの手の形の作り方を見てみましょう。




右の写真を見ていただければ分かると思います。
イメージとしては人差し指と中指の間の溝に向かって親指の先をはめ込む感じです。3本の指でものをつまんでいるイメージです。
人によっては指の長さの個人差の関係でこの通りにならない人もいるかもしれません。そういう場合はそれぞれで工夫して自分にあった形を研究してみてください。ポイントは全ての指が握る方向に軽く力を入れていることと、打鍵のポイントに重心が集まること、関節が安定して外から衝撃を与えても形が崩れないことです
形が出来たらさっそく”グーの形”の時のように、様々な音を出してみましょう。
打鍵の時、指は握る方向に軽く力を入れるだけで打鍵の時に積極的に動かしたりしません。動かすのは手首と腕だけです。



1つだけの音の発音については、他にも合理的な形があるのでいくつか紹介します。

     

左の写真は中指も折りたたんで人さし指に重心を集中させた形。よりグーに近い形です。

真ん中の写真と右の写真は、一つの鍵盤を3本の指で同時に打鍵するという方法です。ピアノ演奏に一つの鍵盤に一つの指しか置いてはいけないというルールはありません。ひとつの音に集中できるのならばその音に体全部が参加して発音しましょう。指を3本使えば必然的に重心は鍵盤に集中しますし、鍵盤に接する面積も3倍で安定感抜群、鍵盤を動かす指の質量も3倍でfffでも音が割れることなく発音可能です。演奏者には大きさから形まで色んな手を持つ方がいますので、私がお勧めしている手の形が必ずしも万人に最善な方法ではないと思います。自由な発想と試行錯誤で自分の欲しい音を出せる合理的な方法をみつけましょう。




さて、これから2音以上の発音に進んでいくのですが、そのためには指1本だけで鍵盤にかかる腕の重さを支える必要があります。そこで利用するのが”アーチ構造”の力です。



実際に自分の手でアーチを作ってみましょう。
右の写真は良くない例です。指の付け根の関節が反対側に曲がってアーチがつぶれています。
この状態では腕の重さを支えることはできませんし、つぶれた場所に力が集中してすぐ手を痛めてしまいます。原則的に指の付け根の関節はまっすぐな状態よりも内側(グーに握る方)に曲がっていなければなりません。これはピアノを演奏しているどんな瞬間にも当てはまります。
手を少し丸めてすばやく音階を弾く時も、大きな和音を掴むために指を伸ばしぎみにしている時も、どんな時でも必ずアーチを保つようにしましょう。




下のふたつの写真はアーチになっているフォームです。カメラを構えながらフォームを作っているので少し肘の位置が高めですが、指の全ての関節が内側に曲がってゆるやかに自然なカーブを描いているのが見て取れると思います。手の個人差の関係で、演奏者によってそれぞれ一番安定して力が伝わるアーチの形が異なります。下の写真の右側は、手首をアーチの頂点にしたフォームです。指の付け根が頂点のアーチよりも腕の重さを鍵盤にかけやすく、手をやや伸ばした状態から大きな動きで演奏することが可能なので使い勝手がよいと思います。
これらアーチの構造は、ただこの形にすれば良いわけではありません。
指の関節や手首の関節は脱力しているとぐらぐら動きやすく安定しないので鍵盤から受ける上向きの力でアーチが崩れてしまいます。
アーチの構造を保つにはそれぞれの関節をアーチの内側に向けて曲げる力を出し続ける必要があります。






自然なアーチを保てられているか、効率的に鍵盤に力が伝えられているか日ごろから意識して練習しましょう。
その時、鏡を使っていつもと違った視点から自分の演奏フォームを確認することをお勧めします。
全身鏡がない場合はピアノの”ふち”の部分に手鏡を立てかけたり、一般的な黒いグランドピアノなら譜面台が鏡面反射しているので横に立てかけて鏡として代用できます。
アーチがしっかりできているかどうかは、普段みている手の真上から視点では分かりづらいものがあります。だからこそ、横からの視点でフォームを確認できるように工夫して練習しましょう。
腕の扱いの上手い人の演奏を見るとどんな形でどんな風に力を使えば良いのか少しずつ分かってきます。是非、演奏会や動画で手元を見たり自分のフォームと見比べたりして研究してみてください。ハノンなどの指の体操ばかり頑張ってしなくても、演奏の技術はぐんぐん上達すると思います。

  Copyright © 2011 kazuaki tsuji All rights reserved.

inserted by FC2 system